uro:RiverFloodingRiskAttribute

型の定義

洪水浸水想定区域内に存在する建築物に、浸水想定区域がもつ属性を与えるための属性型。
同一の浸水想定区域図において、複数の区域に建築物が跨って存在する場合は、同一浸水ランクを持つ浸水ランクのメッシュを一つの区域とし、その区域と建築物が重なる面積が最も大きい浸水ランクの値を採用する。(面積が等しい場合は、浸水ランクがより危険な区域を採用する)
浸水深は採用した浸水ランクを持つ浸水深のメッシュのうち、建築物と重なる面積が最も大きいメッシュの浸水深を採用する。(同じ浸水深を持つメッシュは面積算出の際に合算する)
浸水継続時間は採用した浸水深のメッシュと重なる浸水継続時間のメッシュの浸水継続時間を採用する。複数の浸水継続時間のメッシュが重なる場合は最も大きい浸水継続時間の値を採用する。
浸水深の有効桁数は、「浸水想定区域図データ電子化ガイドライン(第4版)」に従い、浸水深の有効桁数は、小数点以下 3 桁まで登録可能とするが、小数点以下 2 桁でもよいとする。
面積の有効桁数は、小数点2桁(3桁目で四捨五入)とする。

上位の型 uro:FloodingRiskAttribute
ステレオタイプ <<DataType>>
継承する属性
属性名属性の型及び多重度定義
uro:descriptiongml:CodeType[1]

使用する下位のデータ型により以下のように定義する。

uro:rankgml:CodeType[0..1]

浸水深(津波浸水想定の場合は「水位」)に応じた区分。uro:rank又はuro:rankOrgのいずれか一つをもつ。

uro:rankOrggml:CodeType[0..1]

市町村等が独自に設定した浸水深(津波浸水想定の場合は「水位」)に応じた区分。uro:rank又はuro:rankOrgのいずれか一つをもつ。

uro:depthgml:LengthType[0..1]

浸水の深さ。
津波浸水想定、高潮浸水想定、内水浸水想定区域及びため池ハザードマップの場合は、陸上の各地点で水面が最も高い位置にきたときの地面から水面までの高さ。
単位はm(uom="m")とする。

自身に定義された属性
属性名属性の型及び多重度定義
uro:adminTypegml:CodeType[1]

洪水予報河川又は水位周知河川を指定した機関の別。 コードリスト(RiverFloodingRiskAttribute_adminType.xml)より選択する。

uro:scalegml:CodeType[1]

想定最大規模降雨あるいは計画規模降雨のいずれにより作成されたかの区分。 コードリスト(RiverFloodingRiskAttribute_scale.xml)より選択する。

uro:durationgml:MeasureType[0..1]

浸水が継続する時間。単位は時間(uom="hour")とする。